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| 旨みを濁りなく濃縮した澄んだスープにヤミツキ!「拉麺」 |
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| 左が黒小麦を使用した「黒麺」/右が大麦を使用した「大麦焙煎麺」 |
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| 濃厚なクリームが口に広がる「烈士ブリュレ」 |
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| 「信濃神麺 烈士洵名」を任される西澤さん。スタッフ全員、開店に伴い長野県から上京してきたそうです。 |
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2004年8月、長野県から上京した新味は、まるで蕎麦のように食すラーメン。ツユをすすり、麺を食べ、具をほおばりまたツユを飲み、最後一気に残ったツユを飲み干します。
長野県内に5店舗構える「笑楽亭グループ」の一店舗とし、東京では唯一のお店が「烈士洵名」(れっしじゅんめい)。その味はこれまで培った技をベースに東京らしくアレンジを加えたオリジナルです。
「笑楽亭グループ」の特徴は、各店舗でメニューが異なること。スープはもちろん、麺やタレも店舗毎で材料を変え、違う味に仕上げているそうです。メニューには、麺が5種類、その他長野でも定評の「信濃焼飯」に「焼肉定食」、そして夜をくつろぎ楽しむ日本酒と焼酎が、30種程並びます。今回戴くのは信州白醤油を用いた「拉麺」です。
白く上品な器に盛られた「拉麺」には、ふっくら炊き上げたばら肉のチャーシュー、半熟煮卵、ネギ、のり、そして味付エリンギとしめじがたっぷり盛られています。
スープは動物系、昆布系、魚介系のトリプルスープで、旨みと風味が絶妙のバランスで調和しています。レンゲを落し一口、口へ運ぶと、昆布と魚の風味がふんわり淡く鼻を喜ばせてくれます。その後スープの優しい塩味に引き出されるよう、魚介や動物のもつ甘味がじんわり舌へ伝わり、濃縮されたエキスが口の中で広がります。
麺は大麦を使った平打ち太麺と黒小麦の細めん、いずれか好みの麺を選べます。今回選んだのは太麺(大麦焙煎麺)。信州の有製麺に特注した麺はコシが強く、噛みつづけると、じんわり麦の風味が広がります。上品だけど、手を加えすぎない荒削りな素材の旨みが潜んでおり、まるで石臼でひいた田舎蕎麦とでも表現したくなります。
「烈士洵名」の「拉麺」の特徴は、麺とスープ、一方がどちらかを引き立てるのでははく、どちらも十分な食べ応えで迫ってくるという点。若者に限らず、年配の方も多くが器を空け放ち「ご馳走様」と席を立つその光景が、本物の一杯であったと語っているように映りました。
最後に、あっさりした拉麺の後にピタッとはまる、濃厚なオリジナル「烈士ブリュレ」を戴きました。パリッと焼きつけられたカラメルをスプーンで崩すと、クリーム状のプリンが詰まっています。なめらかな舌触りと、しばし余韻を残す薫り高いバニラが印象的でした。
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